こんにちはアイリーガレージアイリーです
今回はキャリィのブレーキキャリパーをオーバーホールしたので紹介したいと思います
以前ブレーキパッドとローターを変えたときかなり片べりしていて
ほぼピストン側のブレーキが動いていない状況でした
キャリパーピストンが動いていないので
ほぼピストン側のパッドが減っていない状況でした
ということで今回キャリパーをオーバーホールすることとしました
目次
工具を使わないキャリパーピストンの抜き方
まずはホイールを外してブレーキパッドを交換する要領でばらしていきます
うらのスライドピンは8mmのヘキサゴンレンチで外します
外したらブレーキパッドを取り外し
キャリパーを上に向けておきます
あとはブレーキを踏んでいきキャリパーピストンがフリーになれば完了です
念のため軍手を受け側に設置しました
次にブレーキラインとキャリパーを分解していきます
キャリパーとつながっているバンジョーボルトを14mmのソケットで外します
ブレーキホースを抜く際に
ブレーキホースを工具でつまむ人もいますが
今回はホースの劣化が心配だったのでそのまま作業しました
バンジョーボルトを外すとブレーキフルードが流れてくるので
漏れ止めにM10のボルトを入れて締め付け仮固定を行いました
ブレーキキャリパー・ピストン清掃オーバーホール
まずはキャリパーからピストンを抜きます
ピストン側はうっすらと錆が見えますがこれを頑張って清掃していきたいと思います
シールパッキンを取ってキャリパー内側の状態を見てみます
ピックツールはこんなのがおすすめ
ブーツを外して中をのぞいてみると・・・
なかなかひどいよごれでしたが
耐水ペーパーの400番でごしごし小一時間かけて綺麗にしました
うっすらと残っていますがここまで綺麗にすることが出来ました
ディスクブレーキシールパッキン(miyaco・MP-40)取り付け
今回取り付けたのは
miyacoのMP-40というシールキットです
純正部品の番号は55193-60C10
まずはキャリパー内側のシールを取り付けます
次にピストン側のブーツを組付けキャリパーに入れていきます
抜け防止のピンを忘れないようにつけましょう
スライドピンが入るブーツを取り付けます
最後にスライドピンにもグリスを塗ってブーツを取り付けていきます
残った小さいブーツはブレーキ側につけてやるとうまくいきました
外した手順と反対にブレーキキャリパーを取り付けていきます
バンジョーボルトの銅パッキンは新しくしましょう
これがのちのち痛い目を見るのでありました・・・(´;ω;`)ウゥゥ
一番縮めていてもブレーキパッド当たる場合があるので
その場合はブレーキパッドを少し紙やすりで削ってやりましょう
助手席側も同じ要領でやりましょう
ビフォー
アフター
ブレーキブリーダーを使ったブレーキフルードエア抜きのやり方
ストレートのブレーキブリーダーを使ってエア抜きをしていきます
用意するのは
DOT3のブレーキフルード
ストレートのブレーキブリーダー
10mmのメガネレンチです
キャリィDC51Tリアブレーキエア抜き
DC51Tのキャリィはブレーキラインが運転席と助手席でつながっており
助手席側にしかブリーダーボルトがありませんでした
ということで10mmのメガネをセットしてブレーキブリーダーを付けます
軽くブリーダーボルトをゆるませます
あとはブレーキを踏んで古いフルードを出していきます
ブレーキフルードの補充は運転席あけたすぐのダッシュボード横にあります
ブレーキフルードは塗装をはがす力があるのですぐに水で流しましょう
新品は透明な色なのでかなり汚れているのがわかります
ホースのラインに気泡がなくなり
色が透明に変われば作業は完了です
同じように運転席側
助手席側とフルードを交換していきます
今まではバイクばっかりでワンウェイブリーダーを
はじめて使いましたが
なんで今まで買わなかったのかというぐらい
作業性アップします
まとめと今回使った工具
今回キャリパーのオーバーホールを行いました
行った作業は簡単な作業ですけど
ブレーキ関係の作業は自己責任で行いましょう
完璧な作業で終わったぜーと思っていましたが
実は続きがありました・・・
次回ブレーキフルード漏れ止め編でお会いしましょう(笑)
今回使った工具
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/
[…] […]