こんにちはアイリーガレージアイリーです
キャリィを手に入れて車検を入れてからはや2年
また車検の季節がやってきました
前回の車検ではステアリングラックブーツを変えました!
その時タイロッド・ロアアームのブーツの異変には気づいていましたが
そこからずっーーと放置していました(笑)
さすがにカチカチでひびが入ったブーツではまずいだろうと
今回車検前に交換しましたので紹介していきたいと思います
目次
タイロッドエンドブーツ交換手順
ブーツ純正部品番号とその他必要部品
今回交換したタイロッドエンドブーツの純正部品番号は
純正部品番号48814-78000
購入した部品は大野ゴム社製の
DC-2151というブーツです
タイロッドエンド左右2本の両端と
ステアリングセンターアームにつながっているブーツも同じやつなので
合計5個買いました
タイロッドエンドプーラー(アストロプロダクツ)
タイロッドエンドを外す
まずはジャッキアップしてホイールを外します
これが外すタイロッドです
ブーツはがっちがちでひび割れが見えます
まずはわりピンがついているのでわりピンをつまんで引き抜きます
一個は途中でちぎれてしまいました
わりピンが取れれば
17mmのメガネレンチやソケットを使ってボルトを緩めていきます
ボルトを外したらこの工具(SST)を使います
タイロッドエンドプーラー
こんな感じでタイロッドブーツとボルトの間に差し込みます
19mmのボルトを締めこみます
次にハンマーで赤丸部分をたたきます
ハンマーでたたいた後は19mmのボルトが緩んでいたら締め込み
再度たたきます
するとガコっとタイロッドが外れます
センターアームブーツ側は隙間が少なく反対に刺さっているので
難しいですが同じ要領で頑張って外します
外れたタイロッドがこれです
ブーツはカチカチで型がついた感じです
ブーツをばらす・清掃・組付け
タイロッドエンドブーツの取り外し方
まずはリングがついているのでそれを外します
後はタイロッドに当たらにように
マイナスドライバーなどでブーツを外します
中のブーツは変色していました
新旧比較
綺麗に拭きあげたらグリスを入れていきます
今回はシャーシグリスをいれました
ブーツを奥までしっかりとはめます
タイロッドエンドブーツリング取付のコツ
最後にブーツリングを取り付けるのですが
普通に取り付けていたらめちゃくちゃ時間かかります
用意するのは針金などの固いものだけ
やり方は下記の通り
針金などでわっかを作り
それをリングの端っこに引っ掛けます
ぐっと引っ張り溝にはめ込んだら
つかんだペンチをぐるっと一周させます
するとあら不思議
かんたんにリングをかけることが出来ます
取り付け
最後は元通り取り付けて完成です
おまけ
センターステアリングアームブーツ交換
タイロッドエンドブーツを変えたついでに
センターステアリングアームについているブーツも外して交換しました
外すときはボルトが上に当たらない位置に
動かして外すと取りやすいです
塗装
タイロッドを外したついでに色を塗りました
シャーシブラックがあればよかったのですが
ちょうどなかったので
転がっていたラッカースプレーで色を塗っておきました
ロアアームブーツ交換手順
ブーツ純正部品番号
今回交換したロアアームブーツの純正部品番号は
純正部品番号45723-70B00
購入した部品は大野ゴム社製の
DC-1350というブーツです
1個・金額857円
左右で2個買いました
ロアアームブーツを外す
ロアアームは4か所で止められているので4か所のボルト・ナットを外します
ブレーキローター裏にあるボルトが
めっちゃ固いのでなめないように気を付けてください
ソケットサイズは14mmです
メガネレンチとスピンナーハンドルと気合でやっとゆるみました
4か所ボルトを緩めれば外れます
組付け
このブーツはリングではなく針金でとめられていますので
ペンチを使って回しながら外していきます
外れたらしっかりと清掃して
グリスを入れて新しいブーツをかぶせます
針金をくるくると巻いておきます
せっかくなのでロアアームをとめているピンにもグリスアップしておきましょう
最後に元通りに戻せば完成です
まとめと今回使った工具
いかがでしたでしょうか?
作業自体は簡単ですが足回り系はさびて固着していることが多く
ボルト・ナットを外す作業に時間を使いました
交換部品と工具
タイロッドエンドブーツに使った工具
タイロッドエンドブーツ
タイロッドエンドプーラー
シャーシグリス
17mmスパナ
わりピン 3×20 6本
近くのホームセンターで300円ぐらいでした!
ロアアームブーツ交換に使った工具
ロアアームブーツ
14mmメガネレンチ
スピンナーハンドル
足回りには長い方が使いやすいです
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/